食塩はナトリウムと塩素が結合したもの、ということはご存知だと思いますが、では
このどちらが血圧を上げているのでしょうか。
じつは
実験により塩素がアンジオテンシン転換酵素を活性化することで血管収縮
作用のあるアンジオテンシンUをつくり出すことで血圧を上げていることが分かってます。
(ナトリウムが血圧を上げているという説はかなり一般的なのだが、この実験の結果では
塩素がどうやら原因であるらしい)
そして食塩のうちナトリウムは多すぎるとあるホルモンが分泌され尿として排泄されるの
ですが、血圧を上げる塩素はそのような調整をするホルモンがないのです。
またナトリウムはプラスの電荷を帯びてるため、海藻類に含まれるアルギン酸などの
マイナスの電荷を帯びた繊維質とくっついて排泄されますが,塩素はマイナスの電荷を帯びてるため、プラスの電荷を帯びた繊維質とくっついて排泄されます。
プラスの電荷を帯びた繊維質は
天然の物質ではキトサンしかありません。
このキトサンは、カニ殻やエビ殻、昆虫類、きのこ類に含まれる繊維質です。
一般にキトサンはコレステロールを抑える作用があるとされてますが、上記のように
血圧を上げる塩素の排泄を促すので、高血圧の人には非常に良い食材です。
サプリメントも色々あるようですので血圧が気になる方にお勧めです。
お年寄りなどは加齢とともに血管は細く硬くなってゆきますが、このことはつまり
ある
程度の血圧がなければ血流がうまく流れないことを意味します。
特に脳は血液を体の中で一番必要とする所であり、また心臓よりも高い所に
あるためある程度の血圧はあったほうがよいのです。
脳に血流が足りなくなると、ボケの原因にもなってゆく可能性もあります。
ですからあまりにも血圧を気にしすぎて極端に薄味の物ばかりを食べ続ける
ことも考えものなのです。
若者に比べて多少血圧が高いといつことは、むしろ生理的に当然のことかもし
れません。
(といってもやはり糖尿病などで血管が弱くなっている人などは、十分注意が必要
なのはいうまでもありません。また急に寒い所、例えば寒いお風呂場などに行くと
血圧は一気に上がりますからこれも要注意です。)
続く